今年もアカデミー賞の授賞式が行われましたね。
最優秀作品賞に選ばれた「アルゴ」は、テレビで紹介されている映像を見るだけでも舞台となっている70年代のファッションや風俗が克明に再現されている感じがして、作り手のこだわりが感じられます。DVDも出ているそうなので見てみたいですね。
個人的には「レ・ミゼラブル」を推していたのですが、残念ながら作品賞の受賞は叶いませんでしたね。そう言えば、「レ・ミゼラブル」の原作の著者、ヴィクトル・ユーゴーの誕生日が2月26日なのだそうです。もしも作品賞を受賞していたら天国にいるヴィクトル・ユーゴーもさぞ喜んだことでしょう。
「レ・ミゼラブル」は日本では劇団四季によるミュージカルで有名ですが、それ以前は「ああ無情」という題名で翻訳され、広く人々に読まれていた本です。かくいう私も小学生の頃に母からこの本を贈られ、ボロボロになるまで読みました。でも、いつもフランス革命のバスティーユ監獄襲撃の場面あたりになると子供の頭には理解できなかったことを覚えています。ある意味人の運命の残酷さを描いた物語ではありますが、その残酷な運命に翻弄されながらも人間としての愛を貫く姿がいつの世にも人の心に訴えかけるのでしょう。
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フロントY